映画『メン・イン・ブラック2』大ヒットSFコメディの第2弾です!!

 

 

前作のオープニングの作り物丸出しトンボが飛ぶスタッフロールに呼応するように、『スパイ大作戦』のピーター・グレイブスを使って、物語の再現ドラマと称し日本の『ウルトラQ』時代のテイストでMIBの活動と今回のストーリーの前提を説明させて始まります。

 

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前作『メン・イン・ブラック』から5年、トミー・リー・ジョーンズも公開時56才、『スペースカウボーイ』などをみても、そろそろロートルの仲間入りをしだし始めました。ウィル・スミスといえば、『アリ』でアカデミー賞にノミネートされるなどますます意気盛んです。

 

この様な背景に付随するように『メン・イン・ブラック2』は仕立てられているかに見えてしまいます。MIB史上最強のエージェントK(トミー・リー・ジョーンズ)が引退して5年たちました。彼の跡を継いだJ(ウィル・スミス)は、様々な事件を解決したことで今やMIBでも一目置かれるようになっていました。

 

しかしながら、前作でエージェントになり4年間続いたLが死体安置所に戻ってコンビ解消してからは、誰と組んでも満足できず、勝手にニューラライザーで相方の記憶を消してはお払い箱にしてしまいます。

 

そんな彼の態度を訝しんだ周囲からも疎まれて、ほとんど孤立していました。そこで、Z(リップ・トーン)からは前作から健在のパグ犬型エイリアンのフランクを相棒につけられてしまいます。

 

そんな中、殺人事件が発生し、捜査にあたったところ、惑星ザルタとカイロス星人サーリーナ(ララ・フリン・ボイル)が関わっているらしいことが分かりました。この事件は25年前、Kが解決したはずの事件でしたが、真相を知っているのはKしかいません。Jは捜査のため、引退し地方の郵便局長となっているKを連れ戻しに向かいました。

 

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Kことケビンは相変わらずの偏屈ぶりですが、Jの説得に応じてMIB本部へ向かい、復帰のためデニューラライザーで記憶を修復しようとします。しかし同じころ、セクシーな下着モデルに化けたサーリーナがMIB本部を襲い、瞬く間に占領してしまいました。

 

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危機一発、本部を脱出したJとケビンはデニューラライザー(記憶復元装置)を探して旧友のもとを訪ね、なんとかデニューラライズに成功します。

 

ここからサーリーナとMIBコンビでザルタの光の争奪戦が繰り広げられてゆきます。そしてザルタの光とはくしくもこの物語の発端の殺人事件があったピザハウスの店員ローラ(ロザリオ・ドーソン)の存在であったのでした。かくて世界を救うべくザルタ星へ旅立つローラの前にJの儚い恋心は消えてしまうのでした。

 

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前作では敵がゴキブリの化け物というところがグロテスクでついて行けない人も少々あったでしょうが、本作では出てくるエイリアンも真面目な者からイカレた者まで笑いどころは多くて、K(ケビン)が局長として働く田舎の郵便局で、郵便物の仕分けをしているエイリアンなどのコミカルなシーンは、この映画ならではの真骨頂で、同じように多くのエイリアンを登場させるスターウォーズなどよりも洒落ています。

 

この映画『メン・イン・ブラック』シリーズは1、2、3とありますが、各作品を個別に観ると第1作の衝撃には到底敵わないけれども、ストーリーを分割した一作品と観ればいいので、所詮はコメディ的な展開なので作品の出来以前に、笑いどころを見つけるのが一番、といってしまうと3を観た者の身勝手というものでしょうか。