映画『ステキな金縛り』は荒唐無稽、抱腹絶倒、の映画です!!

表面は西田敏行、裏方は三谷幸喜の映画に間違いがありません。特に西田敏行は画面に現れると、すべての役者さんが喰われてしまいます。

 

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もちろん、深津絵里、中井喜一も存在感を出して、それなりに健闘していますが、もう、西田敏行の面目躍如、どこまでセリフ通りに演じているか解りませんが、そこいら中にアドリブが散らばってる感が半端ありません。

そんな西田敏行を自由に演じさせ、深津絵里と中井喜一を添えて辻褄を合わせてしまう三谷幸喜監督の脚本と演出もここにあり、の出来栄えとなっています。

 

観客は正直なもので、とんでもなく荒唐無稽な話にも関わらず、抱腹絶倒して大ヒットしました。西田敏行の理性を逸脱したような演技、三谷幸喜監督の常識を超越した発想に観客は引きずり廻されて笑いの坩堝に落とし込まれてしました。

 

当然一部の観客には、あり得ない話、論理的でない話などと拒絶する向きもありましょうが、コメディに理屈は似合いません、ごく素直に受け入れると天真爛漫な笑いを享受することができます。特に、跳ね返りや、つむじ曲がりには、三谷作品は向いていないかも知れませんね。

 

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お話は、失敗続きで後がなく最後通告された弁護士の宝生エミ(深津絵里)が担当したのは、指示した事務所長の速水悠(阿部寛)も難しいと認める殺人事件でした。

被告人の矢部五郎(KAN)は無実を主張、完璧なアリバイがあるといいます。それは、事件当夜に旅館の一室で金縛りに遭っていたのでした。当然ながら無実を証明できるのは、一晩中彼の上にのし掛かっていた、落ち武者の幽霊の更科六兵衛(西田敏行)だけです。

 

エミは奮闘し裁判長の菅仁(小林隆)らを説得して、幽霊・六兵衛を証人として法廷に召喚させることになりました。

しかし、この六兵衛、すべての人に姿が見えるとは限りません。しかもエミの前には、一切の超常現象を信じない、敏腕カタブツ検事・小佐野徹(中井貴一)が立ちはだかります。

 

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人生のどん詰まりに立たされたダメダメ弁護士と、421年前に裏切り者の汚名をきせられ、無念の死を遂げた落ち武者の間に生まれた奇妙な友情で結ばれました。

考え得る限りのアイデアで六兵衛の存在を認めさせ、被告のアリバイを証明しようとします。全世界の注目をあつめつつ裁判は終焉を迎えます。

 

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かくて、被害者の矢部鈴子(竹内結子)の幽霊を法廷に呼び出して裁判を決着させたり、エミの父親(草彅剛)の幽霊が出てきたり、もう収拾がつきませんがストーリーはほんわりと纏めてしまいました。

 

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