映画『トランス・シューター』コロンビアではありそうなお話です?!

この映画『トランス・シューター(Blunt Force Trauma)』は、2015年制作のコロンビアのアクション映画です。

出演は「ハイネケン誘拐の代償」のライアン・クワンテン、「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」のフリーダ・ピントー、「レスラー」のミッキー・ローク。「リプレイスメント・キラー」の脚本を担当したケン・サンゼルの監督デビュー作です。

コロンビアを舞台に至近距離で撃ち合うゲームに挑むガンファイターたちを活写するアクションです。

目次

 

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 1.ガンファイトのルール

1対1でレフリーの合図で早撃ちしますが、両者防弾ベスト着用の為、撃たれても倒れなければOK。
倒れた場合、もしくは定められた円内から出た場合はカウント以内に円内へと戻り立たなければいけません。
防弾ベスト以外のところを撃てば反則負けとなります。

この早撃ち対戦はそれぞれも土地柄によってローカルルールもあり、雰囲気もガラリと変わってきます。


2.ストーリー

1)出会い

ここは、犯罪都市コロンビアのボゴタ、防弾チョッキを着た2人の男が向かい合い、やがて撃ち合います。過酷なゲームの勝者はジョン(ライアン・クワンテン)でした。

そんなジョンにコルト(フリーダ・ピント)という女性が声をかけました。彼女もまたゲームの参加者で兄の敵であるレッド・ドランの行方を追っていました。

 

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ジョンもまたゾリンジャー(ミッキー・ローク)という凄腕のガンマンを追っていました。ゾリンジャーの女に認めてもらうためゲームに参加し、ゾリンジャーの居場所を教えてもらおうとしていました。


2)探索

レッド・ドランの情報を持っていたジョンはコルトの依頼を断れず、共に旅をすることにします。ジョンとコルトは旅を続けながらゲームに挑みます。

そしてレッド・ドランの情報を手に入れ、ジョンは傷つきながらも勝利をおさめていき、そして漸くゾリンジャーの女に認められる事になりました。女は、月末に山の裏手にあるロードハウスに来るように伝えます。

傷だらけのジョン、防弾チョッキもあと一発が限界になってしまいます。直近でレッドを見たという情報を得た2人は現場に向かいますが、そこで見たのは亡骸となったレッドの死体だったのです。それはレッドを知るジョンの目にも明らかでした。

 

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兄の敵を失ってしまったコルトはショックを受けてしまいます。気持ちのやり場をなくしたコルトはジョンに試合を申込み、コルトの気持ちを汲み取ったジョンも戸惑いながら試合を受けます。しかしそんな試合ではコルトの気持ちを慰める事は出来ず、2人は別れてしまいます。


3)死闘

その後、ジョンはヒッチハイクをしながら先に進みます。そして無敵と呼ばれる強敵ゴルドに勝負を挑みます。さすがに無敵と呼ばれるゴルド。ジョンの腕を持ってしても歯が立ちません。しかし倒れても諦めず食らいついたジョンが最終的には勝利を納めます。

満身創痍のジョンの前に、別れたはずのコルトが現れ、ジョンの傷の手当てをします。ジョンの傷が癒える間、2人は共に過ごし、互いの過去を話し、そして愛し合います。傷が癒えた頃にはゾリンジャーを倒すべく訓練を開始。2人で戦いに挑むのです。


4)別離

ジョンとコルトは女に指定されたロードハウスにやってきます。ゾリンジャーはまだ現れていません。2人はゾリンジャーが現れるのをそこで待つことにしました。

やがてゾリンジャーの女がそこにいる客を車に乗せ、どこかに連れていくのを見かけます。いよいよ迫り来る出番にジョンの緊張も隠せなくなってきます。

 

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気分転換の散歩の途中で、とあるガンマンと銃撃戦になり辛くも勝利しますが、ジョンを失いたくない気持ちが強くなり、何よりジョンが死ぬ姿を見たくないコルトが邪魔をしたくないからと別れを告げて去っていきます。


5)終焉

納得のいかないジョンでしたが、コルトを止める事も出来ずに沈んだ気持ちのまま、迎えに来たゾリンジャーの女の車に乗り込んでいきました。

ようやく出会えたゾリンジャー。ゾリンジャーはこのゲームの創始者でした。ベストの強度を試すために始まったこのゲーム、今では伝説と化したゾリンジャーに各地の強者が挑んでいくのです。ジョンも数々の強敵を蹴散らし、ゾリンジャーの前に立っています。

 

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いよいよ試合開始です。この試合に防弾チョッキはなく、まさに命懸けの試合となりました。ジョンは別れたコルトの事を思いながら銃を抜きます。そして銃声が鳴り響きました。


3.みどころ

1)ガン・ファイト

2.3)死闘で、脅威の早撃ち主人公と絶対に撃たれても倒れないと自負する巨漢男との対決は本編1番の見所です。互いに装填した銃弾を撃ち尽くし、2回3回とローディングを繰り返し、ようやく決着します。

対戦シーンは良い感じの緊迫さがありワクワクするものがありますが、それ以外のシーンがまことに凡庸でつまらないのです。

 

2)エンディング

完全無敗の主人公と伝説のゲーム創始者がついに対決します。果たしてどちらが勝つのか、ここ大きな見せ場になりますが、互いに銃を抜いて銃声が響いた所でエンドロールが始まってしまいます。

決着見せずに終わるかと思いきや、エンドロールの向こうに決闘場所を遠距離撮影とピントが極端に外れた映像を使いながら、勝者の姿をそれとなく分かる形で見せていました。

勝ったのはどちらなのか、はっきりと見せない手法により鑑賞者に対してエンドロール中も気の抜けない緊張感をしてやられました。

 

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4.まとめ

ロードムービー的な展開で、いろんな場所で行われるガンファイトがかっこ良く、2人の男の美学に哀愁満載でした。

それだけの、それだけで、十分な映画でした。

 

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