映画『オブリビオン』トム・クルーズと美しい映像が観ものです!!

この映画『オブリビオンOblivion)』は、監督ジョセフ・コシンスキー、主演トム・クルーズによる2013年のアメリカ合衆国のSFスリラー映画です。

目次

 

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1.紹介

コシンスキーがアルヴィド・ネルソンと共同で執筆し、ラディカル・コミックスが編集した未発表の同名グラフィックノベルを原作としています。

異星人の侵略、核戦争、地球外への脱出そしてクローンなど、様々なSFの要素が網羅された無難に仕上げられています。

その全てに目新しさもなく、1970年代のSFへのオマージュだというジョセフ・コシンスキーの演出は平凡ですが、トム・クルーズの魅力と映像の美しさが見どころで、劇場せめて大画面でみたい作品です。

 

2.ストーリー

1)プロローグ

現代のニューヨークで、ジャック・ハーパー(トム・クルーズ)はある女性に見つめられます。そして、それは夢のように思われました。

時代は変わり、地球は崩壊したころに移ります。地球はすでにスカヴというエイリアンに攻撃され、廃墟となっていました。人類はスカヴと戦争を行い、かろうじて勝利しましたが、月を破壊されてしまいます。

その後地球では大変動が起こり、人類が住めない星へと変化、人類は地球のはるか上空に巨大衛星を築き、土星の衛星であるタイタンへの移住計画を進めていました。

 

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2)崩壊した地球

2077年、ジャックは地球に残り、整備士として上空のワークタワーで生活をしています。なぜか彼の記憶は5年前に消え去っており、昔の出来事も覚えていません。

ジャックとともにいるのが、ヴィクトリア“ヴィカ”・オルセンアンドレア・ライズボロー)という女性で、彼女もジャックと同じく記憶を消されていました。

 

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彼らは司令官であるサリー(メリッサ・レオ)に命令されながら、地球をエイリアンから守るための偵察とメンテナンスの任務にについていたのでした。

ジャックはあと2週間で衛星に帰る予定でいました。しかし、毎夜にエンパイアステートビルで女性と会う夢を見るため、そのことで悩んでいました。

ジャックは偵察ポッドを修理すると、偵察に向かいます。ある程度飛行した時点で、彼の秘密の場所へ降り立ちました。

その場所とは、一件の小屋があり、昔ながらのレコードがあり、人間の生活にふさわしい場所でした。彼はそこで思いにふけ、また偵察に向かいます。

彼は図書館跡に降り立ち、そこでスカヴの残党に襲われますが、ドローンが銃撃をし、殺しました。


3)整備士ジャック

ある日、大爆発が起き、ジャックはすぐさま現場へ急行します。そこには爆発で大破した宇宙船が横たわっており、そして冬眠カプセルにはジャックが夢に見た女性が眠っていました。

彼女の名前はジュリア・ルサコーヴァ(オルガ・キュリレンコ)といい、彼は介抱のために連れて帰りました。次第に意識が回復する彼女に、彼らはエイリアンのことなどを教えます。

ジャックは宇宙船の墜落地点に行き、レコードを回収しようとしますが、そこで覆面の男たちに襲われます。ジャックが目を覚ますと彼の周りには多くのレジスタンスが立っていました。

 

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4)衝撃の真実

レジスタンスのリーダーであるマルコム・ビーチ(モーガン・フリーマン)は、ジャックに対して君は騙されていると言いました。彼が言うには、戦争が起こったことはなく、すべてが作り話であり、スカヴというエイリアンもないと言います。

そんなとき、ドローンが人間を攻撃し、ジャックはジュリアを連れて逃げます。彼らはエンパイアステートビルの場所へ行くと、ジュリアが彼の妻であると告げます。驚くジャックですが、毎晩の夢の意味がわかり、納得をします。

 

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5)AIとドローン

ジャック達がタワーに戻ると、ビクトリアが入り口を遮断、サリーに対して完璧な関係性でないと告げます。その後、ドローンはビクトリアを殺害してしまいます。

ジャックはその場所から逃げ、ドローンの落下地点に向かいますが、そこにはもう一人のジャックがいて、ジャックは彼と戦います。その過程でジュリアが負傷を負い、別のタワーへ行くと別のビクトリアがいました。

彼らはクローンでした。ジャックはクローンに見つからないようにジュリアのための薬を見つけると、マルコムのもとへ戻ります。そこでマルコムは、ジャックに衝撃的な話をしました。

ジャックは2018年の宇宙飛行士であり、今のジャックはクローンであること、巨大衛星に人間は住んでいなく、衛星はエイリアンが地球侵略のために築いたAIであり、地球侵略のためにジャックのクローンを作り、攻撃をしたというのです。

ジャックは衝撃を受け、盗んだドローンに核弾頭を乗せ、衛星を破壊することにしました。しかし、ドローンがマルコムの基地を襲撃、多くの人命が失われます。盗んだドローンも損傷を受けて動かなくなりました。


6)自己犠牲

最後の手段として、ジャック自ら核弾頭を取り、衛星に行くことになりました。宇宙船に乗った彼は、レコーダーから、自分の声を聞きます。

2018年に地球を出発したジャック達は、土星のタイタンへ向かう途中、巨大衛星の軌道にのってしまい、ジャックは乗組員をカプセルに乗せ、地球の軌道上へ発射、ジャックとビクトリアは宇宙船ごと衛星に捕まったことがわかりました。

彼はサリーの誘導の中、衛星の内部へと進みます。そしてジュリアのカプセルを開けます。そこにはマルコムがいました。サリーと思っていたものも、ただの四面体による人工知能だったことが判明します。ジャックとマルコムは、自身を犠牲にして核弾頭を起動させます。衛星は大爆発を起こし、中にいたすべてのクローンが消滅します。


7)エピローグ

3年後、ジュリアはあの小屋でジャックの娘とともに暮らしていました。そこへジャックのクローンが来ます。ジュリアとジャックは微笑みあいました。

 

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3.四方山話

1)公開

当初は2013年7月10日公開が予定されていましたが、『ジュラシック・パーク』の3Dでの再公開が2013年7月19日に決まったため、アメリカ合衆国では2013年4月12日よりIMAX劇場で限定公開され、その1週間後の2013年4月19日に変更されて、通常劇場で拡大公開されました。


2)撮影

本作は、見たところみんなCGだと思われますが、CGはブルシップのチェイスシーンのみで、ほとんどの場面は実際に組まれたセットで撮影しています。

ステーションタワーもスタジオに作られ、雲の映像も投影されています。屋外のシーンは、美術班が2カ月前にアイスランドに行ってセットを建てました。崩壊したエンパイアステートビルは、荒廃したニューヨークの街がとてもリアルでした。


3)ディーテイル

本作は、一見どこかで見たようなSF映画と思われそうだが、きちんと観ると、映像もストーリーも細部までしっかり作り込まれた秀作です。

例えば、住居はすべてが機能的で洗練されたデザインですが、かつての人間の暮らしを思い出させるものは一切ありません。こうした疑問のすべてが、後で氷解する作りなのです。

ジャックが乗る未来的なパトロール機も同じで、斬新なデザインが目を引くが、後の戦闘で機能的だったとわかり、興奮させられます。さらに、操作パネルやモニターなどに随時映し出される情報映像も細部まで緻密に作られ、すべてが意味のある表示で驚かされました。

 

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4.まとめ

劇場鑑賞のできない今となれば、部屋を暗くして、画面は最低52インチ、できればプロジェクター、さらには、3.1チャンネル以上のサウンド、無理ならスピーカーはBluetootheで飛ばした少しはグレードのよいもので。

ここまでくれば、ポップコーンとコーラを用意して、ゆっくり愉しもうとしたくなるSFアトラクション映画です。

 

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