ドラマ『大恋愛~僕を忘れる君と』純な思いが涙を誘います!!

 

 

 

若手・旬の俳優が繰り広げる純愛ドラマ、心地良い役者の共演・協演・競演でついに饗宴となりました。

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若年性アルツハイマーの女医と小説家の純愛がテーマでしたが、若手有望医師と熟年女医の年の差婚があり、それを温かく見守る友人愛がありました。
最終回でこの物語をどのように終わらせるのか、興味深々でしたが、ハッピーエンドの予感はあって、であればどう言うエピソードになるのか楽しみでした。

何と!奇跡的に尚が真司を一瞬認識したのでした。その後1年で死なせてしまうのも残酷なようですが、ある意味ハッピーエンド。ご都合気味ですがこの物語の最善の終焉でしょう。まあ、この辺は、売れっ子脚本家の手慣れた処理なのかも知れませんが。

 

大石静のオリジナル脚本は旬のテーマを取り上げ見事に開花させ、観るものに感動を与えました。そのステージに上がっていた愛すべき俳優陣について述べてみます。

1.戸田恵梨香

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2019年秋のNHK朝ドラ主演も決まっていて、順風満帆、今もっとも勢いのある女優の一人なのは、言うまでもありません。

今までにも主演はありましたが、最近はヒットドラマ『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命』は3番手、『崖っぷちホテル!』では2番手と主役をサポートする役柄でした。

それぞれに素晴らしい演技ではありましたが、今回『大恋愛~僕を忘れる君と』は、ムロツヨシとの2枚看板、しかも一方のカンバンは恋愛ドラマ未知数のムロツヨシ、まことに心細い(?)中、この重責を見事にこなして、ドラマは大成功となりました。

 

2.ムロツヨシ

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長きに渡る下積みから、使い勝手のいいバイプレーヤーへ、そして今回は、ラブ・ストーリーでの主役の相手役、それも若年性アルツハイマーを患った人を愛するという難し役に挑戦し、見事にこなしました。

これまで、二の線とはもっとも程遠い存在と見られてきた男が、一躍女性の涙を誘うハンサムに変身しました。個人的には、ムロツヨシを『ナポレオンの村』『重版出来!』『スーパーサラリーマン左江内氏』と見てきましたが、『重版出来!』あたりで、十分に間の採れる達者な役者の面を見せていましたが、『スーパーサラリーマン左江内氏』くらいでも、ハチャメチャなキャラが目立ち、その延長でCMやコントでもてはやされていました。

ここにきて、運命的に出会った難病の彼女に惹かれ、先行きのない恋に突き進んでゆくといったシリアスな役で、さらには、彼女をいたわり、子供にやさしく接するという一面もみせています。

考えてみれば、『ナポレオンの村』では、唐沢寿明沢村一樹と、『重版出来!』では松重豊小日向文世と『スーパーサラリーマン左江内氏』でも、堤真一と共演していて、これらの名優のエッセンスを吸い込んで消化し、昇華してきたのでしょう。何にでも顔を見せる名バイプレーヤーとして押しも押されぬ光石研がそうであったように。

しかしながら、ラブ・ストーリーを立派に経て確実に、もう一段上の舞台に上がってきました。さらにこれからが楽しみな役者さんですね。


3.松岡昌宏

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言わずと知れたジャニーズ事務所アイドルグループTOKIOのドラマーです。今やアイドルとは?のつく41歳となりましたが、TOKIOの中でも俳優としてはもっとも成功して、NHK大河ドラマから、遠山の金さん、女装して『家政夫のミタゾノ』まで幅広く活躍しています。

このドラマでも尚のフィアンセから婚約破棄され、しだいに尚に恋心が募ってきたにも拘らず、尚から決別を告げられます。尚の主治医を続けるうち、尚の母親と恋仲となり、親の反対を押し切って結婚します。

アイドルらしからぬ役回りをしっかりこなして、メインのコンビを盛り立てていました。

今度は、どの局で、どんな時代の、どんな役をするのか、楽しみな俳優さんです。

 

4.富澤たけし

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伊達みきお富澤たけし漫才コンビサンドウィッチマンを一躍有名にしたのがM1グランプリです。2007年に行われたM1グランプリで敗者復活戦から勝ち上がり見事優勝して、そこから大ブレイクしました。

昔から好感度も抜群に高かったサンドウィッチマンは、好感度が高い理由としては、子供からお年寄りまで幅広い層からの支持があり、面白さと人柄が良いのが最大の好かれる理由となっています。

そして、今回結成20年にして初めて好きな芸人ランキングで1位となりました。それも、週刊文春日経エンタのランキングで2冠となっています。

そのサンドイッチマンのボケ担当が富澤たけしです。コントや漫才の台本もほとんどを彼が担当しています。
ブレイクからドラマにもちょい役で出ていましたが、このドラマでは真司の上司であり、友人で、相談役という重要な役で、2人の結婚式の神父役を突然やらされたりしています。

ドラマの中では誠に美味しい役柄ではありますが、これも好感度のなせる業ですか(?)。回が進むにつれ、益々重要度がましてきました。

ただ、好感度が高すぎるのも問題があって、好感度が高いと、自然仕事に制限がかかってしまうことで、以前、ベッキーの不倫事件で必要以上に叩かれていましたが、それまでに好感度が高かったということでその分嫌悪感も強くなります。間違いもおこせませんね。

さらにお笑い芸人にも関わらず、ブラックな笑いをやったり、どぎつい下ネタはしにくくなり、そういうハードな要素がある番組から呼ばれにくくなってくる可能性が出てきます。

容姿からは悪人役がぴったりですが、意外性の論理で善人役にもニーズが多そうです。役者としても大成しそうな予感がするだけに、ありがたい制限なんぞは、上手に飛び越えて行って欲しいものです。