映画『ハッピーフライト』面白くて真面目な映画です?!

この映画、2008年公開の後、フジテレビとNHKBSで7回も放映されています。しかも、視聴率はほぼ毎回10%を超えています。確かに間違いなく面白い映画です。

 

 

目次

 

概要

毎日大勢の人々が出入りし、また多くの航空機に関連するスタッフ従業員が働いているのが国際空港です。その中で、機長昇格を目指す副操縦士、威圧感バリバリの機長、国際線デビューの新人CA、グランドスタッフ、管制官やオペレーション・コントロール・センター、整備士などがフライトに向けてそれぞれの準備を進めています。

 

また、様々な事情を抱えた乗客がさらに大勢で搭乗を待っています。そして乗員と乗客たちを乗せたチャーター便はチェックを終えて定刻通りに離陸し、このままホノルルまで快適な空の旅のはずだったのに...涙と笑いと感動の空の旅が始まります。

 

各パーツごとに背景と物語があり、丁寧な取材と、航空会社の協力による細部の描写や人間関係がそれに軽妙に絡んできます。

 

コックピットでは機長の原田典嘉( 時任三郎)と副操縦士(コーパイロット)で機長昇格訓練生の鈴木和博(田辺誠一)。

 

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機内のCA間では、チーフパーサーの山崎麗子(寺島しのぶ)と新人客室乗務員の斎藤悦子(綾瀬はるか)、先輩CAで悦子のインストラクターの田中真里(吹石一恵)。

 

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 グランドスタッフでは、ベテランの木村菜採(田畑智子)と菜採の後輩の吉田美樹(平岩紙)、上司のグランドマネージャー森田亮二(田山涼成)。

 

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整備士では、ライン整備士の小泉賢吾(田中哲司)と新人のドック整備士中村弘樹(森岡龍)。

 

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オペレーションコントロールセンター(OCC)では、オペレーション・ディレクターの高橋昌治(岸部一徳)とフライトプランの作成を担当するディスパッチャー・カンパニー無線担当の中島詩織(肘井美佳)。

 

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それぞれが、漫才のごとく掛け合ってコメディを構成しています。特に、綾瀬はるか田辺誠一平岩紙など、オーバーアクションと思えるほどはっちゃけながらも、まじめに誠実に業務に取り組む姿勢を演じています。

 

説明

専門用語・業界用語が飛び交っています。その割に当たり前のように説明がありませんので説明をしておきます。

1.コックピット内

コーパイ

  →副操縦士「Co-Pilot」

機長昇格のOJT

  →実際の仕事の現場で、業務に必要な知識や技術を習得させる研修「on-the-job training」

肩章の三本線と四本線

  →金色の線が機長には4本、副操縦士には3本

帽子の区分

  →機長の制帽にはつばのところに金色の刺繍

航空無線

  →無線機「エアバンドレシーバー」で誰でも傍受可能

「アイハブ」&「ユーハブ」

  →パイロットが操縦を交代する際に宣言をすることが義務づけられている

食事

  →食事でのトラブル(食中毒等)を防ぐため、機長と副操縦士は別々の時間に別々のものを食べる

酸素マスク

  →一人の時は飛行機内の気圧が一気に低下する急減圧に備えるため着用する

エマージェンシー宣言

  →宣言が出された時点で、その航空機には着陸の最優先権が与えられ、近くの空港はもちろん、航空自衛隊の基地、米軍基地など、どこへでも着陸が可能。同時に、通信の優先権も与えられ、同周波数でのほかからの通話はシャットアウトされ、避難通信以外の通話はできなくなる

FMS

  →飛行管理装置。パイロットや航空機関士に代わって、航法の最適化を行う機上コンピューター-システム「flight management system」

グライドスロープ

  →航空機の着陸システムで用いられている、航空機に適切な進入角度を指示するための電波を発する誘導装置「Glide Slope」

ローカライザ

  →左右の進入方向のずれを示すための誘導装置

ILS

  →地上からの電波を機上の受信装置で受けて景気で,航空機を正しいコースにのせて着陸させる方式「instrument landing system」

ハイドロプレーニング現象

  →タイヤと路面の間に水が入り込むと、タイヤが水の上を滑るようになりハンドルやブレーキが利かなくなる現象。

 

2.機内

炊飯器

  →気圧の関係により、地上で使用されているものは使えない為、電機メーカーと約3,000万円かけて開発

CAのきまり

  →機内の照明が暗いときもしっかり笑顔が目立つように、キャビンアテンダントのメークは結構濃い目

  →お客に何かを手渡すときは必ず両手を使う
  →お客に話をするときは屈んで客目線

 

3.グランドスタッフ

On Time

  →飛行機が予定時刻に出発・到着すること

オーバーセール

  →定員以上に予約を受け付けること「オーバーブッキング」

クロスピックアップ

  →到着のターンテーブルで、荷物を間違えて持っていってしまうこと

 

4.整備

ピトー管

  →対気速度を計測する航空機の機器、機外に設置するので凍結しやすく、ヒーターが内蔵されている

ペン1本でも無くしたら大変

  →整備場ではペン1本なくなっただけでも見つかるまで帰れない。エンジンなどに混入すると大変なことになる。

工具箱

  →管理を厳重にするため工具箱は鍵つき

 

5.飛行場

バードさん

  →バードストライク(航空機に鳥が当たる)を防ぐために結成されたチーム、バードパトロール

バードパトロール

  →散弾銃を用いて空砲による威嚇や実包による駆除を行う

管制官

  →航空管制官採用試験に合格した航空管制官は国家公務員

コールサイン

  →定期便のコールサインは「航空会社名+便名の数字」、羽田空港は、正式名称が「東京国際空港」なので、「Haneda」ではなく「Tokyo」

エーカース

  →航空機と地上とのデータ通信のシステム。Aircraft Communication Addressing and Reporting Systemの略。メールのような機能によりコックピット内で、自動的にプリントアウトされる仕組み

16Lから34R

  →34は340度(おおむね北北西の方角)を示し、340度の下1桁は省略する決まりになっているため34となる。反対側は160度(おおむね南南東)から、16となる。着陸する航空機(着陸機)から見て左がL(Left)、右が(Right)という意味になり、滑走路を示す

 

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